2010年10月31日日曜日

2009年との違い ボジョレーヌーヴォー2010

今年の作柄は、春は遅く、7月は冷夏だったものの、8月に入り猛暑とともに9月まで最高の高温・晴天が続く素晴らしいヴィンテージとなりました。

7月にしっかりと畑とブドウ樹の手入れをした生産者は、最高の8月を迎えることができ、そして9月の収穫を極限まで遅らせて糖度を高めて収穫した生産者は、100年に一度といわれた2009年に匹敵する、素晴らしい出来となり、そんな生産者の腕がより鮮明に出たヴィンテージとなっています!!!。

そんな2010年、当店YNSトウキョーが揃えるは、どれもまじめに畑仕事をやってきた凄腕ばかり!!。

2009年に比べて、収穫を遅らせたことでブドウ果皮、ブドウ種が完熟し、色はさらに綺麗で深味のある紫色を呈し、口の中で広がるタンニンやミネラルが、より深く、複雑味を増して、素晴らしい完成度となって登場いたします!!。

(出典;ワインズ東京)

2010年10月24日日曜日

ドルーアン ボジョレー・ヌーヴォーの元祖 ボジョレーヌーヴォー2010




初めてボジョレー・ヌーヴォーを瓶詰めにして販売した造り手がドルーアン?

1950年代までヌーヴォーは、ボジョレー地区の南に位置する大都市リヨンのカフェに樽ごと売られ、カフェが樽からカラフェに移し替えてお客様に出していました。

つまりヌーヴォーは地元消費の季節ワインだったんです!!
そして1959年。この年は素晴らしいヴィンテージとなりました。そこで先代の社長ロベール・ドルーアンさんが友人やごく少数の限られたお客様向けに、ほんの少しだけヌーヴォーを瓶詰めにしてみたところ、これが予想以上に大好評!!それがきっかけで商品として販売されることになりました。

ロベールさんがその瓶詰めしたヌーヴォーをパリにもっていったところ、真っ先に飛びついてきたのが、星つきの有名レストランと高級食材店でした。リヨンのカフェやビストロで飲まれていた、いわば『庶民の地酒』だったヌーヴォーが、パリでは高級ワインとして扱われるようになったんです!!!

そして決定打となったのが1975年に出版されたルネ・ファレの小説『ボジョレー・ヌーヴォー到着!』で、これで一気にフランス全国でヌーヴォーがブームになりました。


ボジョレー地区に大きなメゾンが創業されたのは1960年代になってからのこと。もちろんボジョレー・ヌーヴォーはそれ以前から造られていましたが、それはあくまでも『地酒』という位置づけでした。

現在のようなスタイリッシュなワインのイメージを造り上げたのは、紛れもなくドルーアンの3代目社長、ロベールさんです!!

それが『元祖ボジョレー・ヌーヴォー!!』と呼ばれている所以なんです!!

ドルーアンのボジョレー・ヌーヴォーを知ることは、まさに「ボジョレー・ヌーヴォーの歴史を知ること」につながります。ロベールさんが瓶詰ボジョレー・ヌーヴォーを考案していなければ、今もボジョレー・ヌーヴォーはリヨンでしか飲めない『地酒』だったかもしれません!!


またドルーアンはブルゴーニュの大手メゾンの中で初めて有機栽培を実践し、2007年には全ての自社畑のビオディナミ農法への転換を完了しています。ボジョレー・ヌーヴォーだけでなく、有機栽培においてもドルーアンはブルゴーニュの中では時代の先端を走っています!!

そしてドルーアンのワインを造るヴェロニク・ドルーアン女史は先代社長ロベールさんの娘さん。ブルゴーニュ大学でワイン醸造学の学位を取得した才媛で『ブルゴーニュ新世代の旗手!!』との呼び声高い女性醸造家です!!



ワインの中心地ボーヌに創立され、130年もの間、家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を守りつづけるブルゴーニュを代表するワイナリーです。

また、ワインオークションでも有名な慈善病院オスピス・ド・ボーヌに自社のぶどう畑を寄贈していることでも知られており、偉大かつ洗練されたドルーアンのワインは、世界の超一流店での活躍をはじめ、世界中の愛好家の絶賛を浴びている、ブルゴーニュの誇りです。

ワイン造りにおいては、各々のテロワールが生み出す本来の個性を最大限に引き出すこと...そして、頑なに伝統を守りながら、エレガンスの追求すること...そのスタイルは、2つの言葉に集約されます。「エレガンスとバランス」
テロワールへの最大の敬意と、ぶどう樹に対する愛着、そして彼らの経験と絶え間ない研究開発により、偉大なぶどう畑が、その本来の力量を発揮します。

1976年より除草剤などの化学薬品は一切使用せず、1988年にはエステートマネージャーのフィリップ・ドルーアンにより、本格的なビオロジックへの転換を終え、1990年代よりビオディナミに取り組んでいます。

畑は、伝統的な鋤(すき)を使って耕され、肥料も野菜で造った天然の堆肥を使用しています。ぶどうの様々な病害や害虫などの対策には、天敵である捕食動物やバクテリアを使います。このことは、環境にやさしいだけでなく、何より同社のポリシーである純粋なテロワールの表現のためには最良の手法です。

苗床の管理は大変重要であり、古いぶどう樹の遺伝的性質が保全されるよう、台木の選定にはこの上ない厳格さで臨みます。ぶどう畑は、1ヘクタールあたり10,000~12,500本のぶどう樹を植える、大変な密集栽培を行っています。さらに、樹と樹の間には雑草をそのまま生えさせておきます。これにより、ぶどう樹は養分を求めて根を底土深くまで伸ばし、甘やかされず果実に成分を凝縮するようになります。

収穫時期の決定には、糖度・酸度・タンニン分などの、ひと通りの調査を経なければなりませんが、各々のぶどう畑には経験と伝統に根差した、最適な収穫タイミングの決定的要素というものがあり、最終的にはそれに従います。

収穫はもちろん、すべて手摘みで行われ、小さな箱に入れて輸送します。ぶどうを傷つけないために、大きなコンテナは使わず、極めて手間のかかる作業をするのです。
搾汁の前には、ベルトコンベアでぶどうをゆっくりと移動させながら、さらにぶどうの房を厳選する最終チェックを行います。そのまま搾汁するのか、あるいはぶどうの梗を取り除いてから行うのか、その決断もぶどうの状態をチェックし、実際にテイスティングをした結果で決定します。

醗酵では、培養酵母を加えることは一切せず、本来のぶどうがもっている自然の酵母のみで行われます。

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンのワインは、頑なに守り抜かれる伝統と、最新技術の融合がおりなすものです。
はるかな歴史を持つボーヌ市の中心に位置すること、ぶどう畑開拓とぶどう栽培における長年に亘る経験が培った専門知...メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは、真のブルゴーニュスタイルを貫くワインメーカーとして、ブルゴーニュの誇りになっています。

1880年の創業以来、メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは、それぞれの土地の地方色、そして各々のヴィンテージを忠実に反映されるワイン造りを続けてきており、世界中の愛好家から絶賛されています。

各々のアペラシオンが持つ本来の個性を最大限に引き出すこと...伝統を頑なに守りながら、メゾン・ジョゼフ・ドルーアンのエレガンスの追求が留まることはありません。



(出典ワインズ東京)

フレッシュフルーティーなボジョレーヌヴォー ボジョレーヌヴォー2010


2010年の春は遅く、そのために収穫は9月中旬まで遅れました。近年は8月下旬か9月初めに行われていました。
9月は晴天で暖かく、葡萄はとても熟し、健康でした。
とても良い品質です。今年の瓶詰めは近々、発酵が終わってから行われます。ワインはとても”新酒らしい”ノートで、フルーティで柔らかくなるでしょう。
ワインは飲みやすく、フレッシュでフルーティなものになるでしょう。

2009年より濃縮、熟成した、リッチなワインで、非常に熟成したフルーツのアロマがありました。




ルイ・テット社は、ボジョレー地区にあるこぢんまりとした家族経営のワイン商で、長年、優良な契約農家との契約を保ち、良質なワインを生産する凄腕ワイン商。

2005年より醸造設備を新設し、ワインを買うスタイルからブドウを買ってワインを醸造するスタイルへ切り替え、より高品質なワイン造りができるようになり、さらにその品質レベルを上げる、まさにポジョレー老舗中の老舗です。

彼らの凄いのは、【選果テーブル】を導入して丁寧にブドウ選別ができるところで、優良な契約農家から運ばれるブドウを一房ずつ選別して最高のブドウしか使用しないところ。それが証拠にブルゴーニュワインの専門家セレナ・サトクリフ著の[ブルゴーニュワイン]では、『そのボジョレーワインの選択眼は他の追随を許さず、一目置かれている』と書かれ、さらにオ・クラーク著の[フランスワイン完全ガイド]では、『ワインは果実味を最大限に引き出すために低温で発酵。その結果ワイン自体の骨格もしっかりとしたものになっている。』

と見事に高く評価されているんです!!。しかもこのワインが【最高品質】であることの証明がまだあるんです!!。
[ポット(pot)]と呼ばれるいかり型の透明の瓶に詰められているんですが、これは、今から約100年ほど前までボジョレー村やリヨンを中心とした地域で流通していた瓶で、今では【最高品質】と認められたボジョレーだけに使用が認められる名誉の称号!!。
つまり地元の人々に最も愛され、しかも最高品質で認められたワインがこのワインというわけです!!。
優良な契約農家との契約を長年保ちながら、ボジョレー村の中でも屈指の極上ブドウだけを仕入れ、しかも【選果テーブル】でさらに丁寧なるブドウの厳選を行い、そして低温発酵によって果実味を最大限に引き出して骨格しっかりの味わいを造りだす・・・。


(出典ワインズ東京)

ボジョレー・ヌヴォー解禁日 ボジョレー・ヌヴォー2010

ボジョレーヌヴォーはそもそも当地の農民が収穫を祝ったのが始まりとされます。
11月の第3木曜日(=11月15日-21日のうち木曜日に該当する日)の午前0時に一般への販売が解禁されます。日本は時差の関係から先進国の中で最も早く解禁の時を迎えると言われ、この時のためにワインとしては例外的に空輸されます。
(出典ウィキペディア)



タイユヴァンでサーブされるボジョレー・ヌーヴォー

[タイユヴァン]でサーヴされる超豪華ヌーヴォー!!。





ボジョレーヌヴォー歴史

ボジョレー・ヌヴォー(Beaujolais Nouveau)とはフランスのブルゴーニュ地方南部に隣接する丘陵地帯・ボジョレーで生産されるヌヴォー(プリムールまたは試飲新酒)仕様の赤ワインである。したがって、ボジョレーの通常の赤ワインとは異なる。試飲酒だけに、通常のワインが出来上がるより早く試飲できなければ意味がないために、ヌヴォー(試飲新酒)用のボジョレーは、ブドウを収穫したら速やかに醸造してボトルへ詰め、収穫したその年の11月に出荷を済ませる。
(出典ウィキペディア)

ボジョレー(フランス語: Beaujolais IPA表記:[boʒɔˈlɛ], アルピタン語: Biôjolês)は、フランス南東部・リヨンの北に位置する土地で、特にワインの産地として知られる。また、しばしばこの地のワインそのものを指す。
フランス革命以前、ボジョレーは単独の州であった。現在は、行政上ローヌ=アルプ地域圏に属するが、ブルゴーニュ地域圏のマコネ(Mâconnais)地区に隣接し、この地のワインはブルゴーニュ・ワインに分類される。
"Beaujolais" という地名は "Beaujeu"(ボジュー。かつてのこの地方の中心地)に由来する。これは"Macon" が "Maconnais"(マコネ)、"Chalon" が "Chalonais"(シャロネ)となるのと同様である。
毎年11月第3木曜日に解禁される、その年のブドウの出来栄えをチェックすることを主な目的とした特産品の新酒をボジョレー・ヌーヴォー(Beaujolais nouveau)という。

(出典ウィキペディア)



ボジョレーヌーボー料理 ブリの照り焼き

ブリの照り焼き
果実味のフルーティーさが増しておいしい!
和食系にばっちり合うワイン。
(出典 ワインズ東京)


地元リヨン醸造家協会が主催する[ボジョレー・ヌーヴォー・コンクール]で、なんと4年連続して金賞受賞し、さらに一昨年2007年のヌーヴォーは最高峰の名誉となる最高金賞を受賞!!。この2009年も間違いなく金賞受賞するだろうと予想されている、まさに名実ともにNo.1第一位の造り手なんです!!。しかも、3年前の[ACボジョレー・コンクール]でも上位を独占し、総合優勝に輝く快挙!!。



そんな凄いボジョレー・ヌーヴォーだけに、造られるワインのほとんどがフランス国内と欧州諸国からの予約オファーで完売!!。そんな人気殺到状態で、ここ日本に分けていただけることなどなかったわけです!!。

最高金賞を獲得できるのも理由があります!!。
[ドメーヌ・シャテルス]は、ブドウ栽培家として代々受け継がれている家系で、[ドメーヌ・シャテルス]の名をつけて瓶詰を行ったのは1979年から。食の都リヨンに程近いヴィルフランシュの町から車で15分ほどのボジョレー地区最南部サンローランドワン村にこのドメーヌがあります。


ブドウ栽培と醸造の職人である当主パスカル氏をはじめ計3名で営む本当に小さな家族経営の農家で、所有する20ヘクタールの畑から収穫量を抑えた健全で濃厚なるブドウが収穫され、その極上ブドウは売り買いされることなく、全量100%が自家瓶詰めされ、しかもしかも!!!!!、【その大半が新酒ヌーヴォー用!!!!!】として使用される、というまさに超本物「ヌーヴォーのスペシャリスト」なんです!!。



港区税理士